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コロナと共に感染拡大!急増する職場でのコロナハラスメント!

新型コロナウイルスへの警戒感や恐怖感が高じ、職場でのコロナハラスメントが加速度的に広がているという報告や相談が激化しています。

咳をしただけで感染を疑われ、露骨に嫌な顔で避けられたに始まり、度を越した執拗な嫌がらせなど、
コロナいじめは日に日に深刻化、悪質化しているといいます。

職場で実際にあったコロナハラスメント

「ぜん息で咳き込んでいたらコロナを疑われて解雇された」

「単なる風邪で休んだだけなのに突然別の部署に移動させられた」

「海外旅行から帰国したら会社から欠勤扱いで自宅待機を命じられ、休業補償もしてくれない」

「契約社員がインフルエンザで2週間休んだら更新直前で契約打ち切り」

「感染者が多い地域から通っているというだけで、ランチは一人で食えと言われた」

「上司からいきなり除菌スプレーをかけられた」

「夕方から病院でバイトをしている事が会社に知られ、ばい菌来るなと言われた」

「法事で帰省した事を咎められ、陰性が証明されるまで出社するなと言われた」

「微熱で休んだら、コロナに感染していないという診断書を用意してから出社しろと言われた」

職場でのいじめとは

職場でのいじめは、同僚や上司、部下から仕事上で嫌がらせや不当な扱いをうけることをいい、
モラルハラスメント(精神的いじめ)、パワーハラスメントとセクシャルハラスメントの3タイプがあります。

コロナハラスメントの場合は、主に精神的に追い詰めるモラルハラスメントと、
コロナ感染を疑い退職強要や部署移動などを迫るパワーハラスメントになると思います。


コロハラがより深刻な理由

職場でのハラスメントはどれも問題であり、あってはならないことです。
その中でも、コロナハラスメントはより深刻で大問題に発展するおそれがあります。

コロナウイルスは得体が知れず発症した場合の治療法も確立されていませんから、私たちの生命にかかわる脅威です。
そのため、コロナの前には「人権」より「人命」という優先順位に誰もが納得してしまい、
本来人間が遵守しなければいけないはずの「差別やいじめはいけない」というモラルが低下しまうという風潮を生み出しかねません。
つまりコロナに関しては差別もいじめも正当化されかねない危険性をはらんでいるので
みんなが意識を高めて感染予防と同じくらい真剣に向き合わなければなりません。


コロハラは精神疾患も誘発する


さらに今回の事態は病気そのものの恐怖に経済的な不安も加わり、
そこへ更に外出制限などで人々のストレスはマックスに達しようとしています。

このままでは全人類が「総うつ」になるのではないかと心配する専門家もいる
くらい、みんなのメンタルが低下しているところに差別やいじめが加われば、
その被害者のメンタルは脆くも崩れあらゆるメンタル疾患を誘発しやすい状態になっていると言えます。

差別やいじめのつもりではなくても、何気ない冗談で「コロナじゃないの?」とか「コロナは来るな」のひと言が、
言われた人の心をどれほど傷つけるかわかりません。

ハラスメントによる精神疾患

コロハラに限りませんが、ハラスメントによる精神疾患は主に次のとおりです。

⑴適応障害

 特定の出来事や辛いと思う気持ちで、憂鬱な気分が続いたり不安感が強くなる精神的な病気です。
 イライラや過剰な心配症などで仕事への影響も大きく、無断欠勤や出社拒否などの悪循環に陥るケースも少なくありません。

⑵パニック障害

 突然胸が苦しくなったり、呼吸困難、めまい、吐き気などの発作が頻発しますが身体的には何も異常がないという精神疾患です。

⑶うつ病・双極性障害などの気分障害

 激しい気分の落ち込みや逆に高揚する状態を繰り返し、日常生活に支障がでるレベルで生活そのものまで崩壊しかねなくなる精神障害です。

 これらの精神疾患はコロナウイルス感染症と同じで、誰がいつ発症するかわかりませんし、

 もし重篤になれば自殺という最悪の結果になることも珍しくありませんから、決して他人事でも軽視できることでもありません。

 

コロハラを受けてしまったら

コロハラで傷ついたり理不尽な扱いを受けてしまった時、絶対にしてはならないのは、一人で抱え込んで耐えようとすることです。
また、友人や家族に愚痴を言うだけでなんの対策もしないのは、事態を悪化させるだけで苦しみから救われることはありません。

是非、すぐに行動を起こして自分の権利と生活を守りましょう。
そのための最善、最速の方法は専門家の助けを借りることです。

行為の差し止めや抗議の申し入れには証拠集めと、入念な交渉方法が必要になります。
ディメンションでは、数多くの案件を解決してきた実績で、それらの全部に対して的確にサポートさせていただくことをお約束します。

また、単なる証拠集めや交渉術の伝授だけに留まらず、カウンセリングの専門家が、

傷つき苦しんでいる心のケアも懇切丁寧にお引き受けします。

あなたの苦しい胸をうち、悔しい思いをすべてお話しください。
解決の道は必ずあります。